桐朋学園大学音楽部卒。
在学中4年間休学しブエノスアイレスに渡り、タンゴバイオリンの最高峰アントニオ・アグリ、巨匠カルロス・ガルシアはじめ数多くの名演奏家の薫陶を受ける。
当時の一流楽団(O.バレンテ楽団、J.ドラゴーネ・セステート、O.ベリンジェリ楽団、J.コランジェロ楽団、A.アグリ弦楽タンゴアンサンブル、アリアス=モンテスデュオなど)に数々参加。ビエホ・アルマセン、ミケランジェロはじめ有名タンゲリアへの出演や、コンサート・録音などプロとして幅広く活躍し、本場で高い評価と人気を得る。
また、世界三大オペラハウス アルゼンチン国立コロン劇場フィルハーモニー管弦楽団に所属。クラシックでの演奏活動も続け、この間コンクールに優勝し、ユーディ・メニューイン・インターナショナル・ミュージック・アカデミースイス校に、奨学金を得て留学。
帰国後も、アルゼンチンのタンゴ楽団による来日公演へ数多くメンバーとして迎えられ活躍する一方、自身のタンゴ楽団を結成。アルゼンチンより度々、A.シュネイデル(ピアソラ楽団メンバー)、C.ルルフィ、A.リネスキーなどトップクラスの演奏家を招聘し、音楽性の高い演奏を企画、提供。
2002年10月、BMGファンハウスより、本場一流プレーヤーとの共演による
CD『モレーナ』(アルゼンチン録音)をリリースし、メジャーデビュー。トラディショナルタンゴを中心に自作2曲を含めた充実した内容は、極めて高い評価を得る。韓国でも発売。
2004年には、テレビ朝日のドラマ『相棒』にソロ演奏者として出演。
菅原洋一のタンゴコンサートにも度々参加。
現在、日本のタンゴバイオリンの第一人者である。
また、宮地楽器音楽教室やミナトミュージックサロンで、バイオリンクラス及びタンゴアンサンブルクラスの指導にあたる。
共著にリットーミュージック出版「本当に役立つ!ヴァイオリン練習法74 12人の指導者が実践する最強のトレーニング」がある。